味覚日乗
2007年 02月 18日
鎌倉在住の家庭料理研究家・辰巳芳子さんの本です。この方の出す本は手に取るたびに、忘れちゃいけない、と自分のルーツ「日本人であること」を腹の中から再確認させられます。暖かくなれば散歩ついでに野草を摘みたくなったり、汁碗に葱や柚子の吸い口がないと、?物足りないぞ?とピンときたり、大根卸しやお浸しがしみじみ美味しいと実感したり等々。新しいことや全く異なることを体験・実践の日々ですが、自分の根っこはやはりここにあるのだなあ、と改めて実感。
先日手元に届いた新しいcookbookと合わせて読むことになったのですが、身体・精神両方を思いきり使わないと、「食べること」はただの生理行動でしかなくなってしまうのだということ。そこに重きを置くかどうかは人に因るけれど、私は少なくとも「Food」から、命だけでなく創造力や閃き等多くのものを与えられていると感じているので、辰巳さんの本には納得なのです。
先日手元に届いた新しいcookbookと合わせて読むことになったのですが、身体・精神両方を思いきり使わないと、「食べること」はただの生理行動でしかなくなってしまうのだということ。そこに重きを置くかどうかは人に因るけれど、私は少なくとも「Food」から、命だけでなく創造力や閃き等多くのものを与えられていると感じているので、辰巳さんの本には納得なのです。
by pieces_Yoshino
| 2007-02-18 14:03
| books