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なかなか良いなと思う本3冊。

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ゆるゆるマクロビアンなので野菜料理が好きなのは勿論ですが、仕事柄野菜を扱った本はいつも気に留めてチェックしています。昨日図書館で借りてきた本はどれも当たり。これからも何度も読み返したくなる本でした。

「京の味と季の心」どこかの紹介に「武者小路千家で育った母娘が、茶の湯をとおして身につけた快適に暮らす知恵と、京都の旬の食材でつくる懐石料理を案内」とありましたが、懐石料理の紹介よりも旬の(ハシリという意味でなく)さりげなくも滋味深い京の食材をあれこれ手をかけ過ぎず、さらりと誂えた料理が愉しい。これを読むと食事から季節を楽しむ、季節を食事に取り入れて楽しむということをもっとしたいなと思いました。炊きたてのごはんにおしょうゆをちょっとたらして、柚子をぎゅっとしぼったものが紹介されていたのですが、なんと潔い柚子の楽しみ方だろう!とびっくりしてそして無性にそのごはんが食べたくなりました。間違いなく美味いよ。

「野菜をどうぞ。」は、小田急に乗っていると世田谷代田のあたりで、小さな「七草」という趣ある小さな看板を持つお宅がある坂道を通りかかるので、どんなお店かすごく気になっていたのですが、そのお店のオーナー前沢さんが出している本だと知って嬉しい驚き。和を礎とした切り口の新しい野菜料理、という私もチャレンジしている分野でお店をされている方のようです。是非食べに行きたいと思います。和+野菜といえば有元葉子さんの料理も好きなのですが、有元さんのとも違った、やり過ぎずほど良い加減の料理のあれこれはとても才能を感じます。

「野菜の選び方、扱い方」は築地で青果店「築地御厨」を営んでいる元シェフ内田さんのご本。適当でもそれなりに出来てるつもりが、やっぱり基礎というものはあり、それを押さえるかそうでないかで差がでてくることをしっかり教えてくれている本だと思います。うん。我流もいいけど、先達の言葉にもココロして耳を傾けよう<自分。
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by pieces_Yoshino | 2009-05-29 22:01 | books | Comments(0)

こっちのセリフ!

先ほど久しぶりにしっかり読ませていただきました。Bさん、私は貴方に言いたい。

「それはこっちのセリフだァァァァァァァァァァァァ!!!」

けれどもお互い様ってことで。

そして私はそれをちっとも怒っても悲しんでもいないし、寧ろ今となってはプッと吹き出したくなるような、呆れた可笑しみも見え隠れしてさ。

この五月はいつにも増して色とりどりだな。
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by pieces_Yoshino | 2009-05-28 13:44 | Shonan & East daily | Comments(0)

レイヤー

今の私はすっかり飲み込まれている。
体が痺れて、うまく立てない。気づくと息を止めていて、胸を突くように大きな呼吸を思い出す。

本当は知っていた。私の内側にある大きな固まり。いつもはとても注意深く仕舞いこんであり、仕舞った当人でさえ、そんなものを持っていることを忘れている、ある衝動。

私は手綱をさばいて行けるのだろうか?コントロールし、自分を知ることができるのだろか?一息吹きかけられただけで消し飛びそうなちっぽけな自我。

もう昨日とは違う自分がいるよ。明日の私はもう今日の私とも違う。本当はそれを楽しみたいのに、今はそれがとても怖い。

飛び込め!
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by pieces_Yoshino | 2009-05-27 20:42 | words | Comments(0)

クリストファー男娼窟:草間彌生ー幸せな哀しみの話より

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夜6時過ぎ、
日も暮れてそっと押し開けた、北白川通り沿いにある本屋の扉。

そこで出逢った本は山田詠美さんの傑作選で、
「幸せな哀しみ」と彼女が感じるいくつかの小品。

私は中でも草間さんの「クリストファー男娼窟」に心を奪われた。
舞台はニューヨーク。

人生をすっかりダメにし、
ヤク欲しさに相手構わず金を貪り取るだけのクズへと身を落とした
美しき黒人青年ヘンリーと彼ら男娼たちを元締める女子大生ヤンニーが絡み、
物語は進む。

湿気を帯び蒸し暑く西日の当たる薄汚い部屋、
日が沈んでから賑わい出す男娼たちの稼ぎの時間。
若く美しいヘンリーと夜を共にする愉しみに目を輝かせる初老の白人。
斬り殺されてしまう突然の終点へと向かうことさえ気づかない、
欲望の大盤振る舞い。
己の渦へと取り込まれて行くヘンリーを
全く気にせず無邪気にあるがままの凍る夜気、瞬く星。静かに広がる森。
内臓を剥き出され好き勝手いじり回されるような、
自尊心なんて可愛いことはとうの昔にゴミ箱へ葬りさられ、
そこにあるのは本質ではない感情からの性のやり取り。
性なんて綺麗事でなく、尻を出し、金を奪い取り、ヤクへと回り、
首も己も回らなくなり、また尻を出す。

セックスは人間が色付けする感情を伴う本能だけれど、
それは愛だけでない使われ方もあって、
そこには「正解」は存在しない。
その場でヤリあう者たちだけが意味付けられるものでもあるけれど、
この話に流れ込む極彩色の失調性は
私の、やはり内臓を剥き出しにされ見せつけられるような、
夢でない真実を感じてしまった。
私にもこんな本能や真実が備わってるの!?
そういう怖さ。

深く潜って聴く自分の声を私は信じている。
信じていよう。いつも。

ベッドのランプを灯して読むそれは、
その手の熱さを思い出させるのに十分、幸せな哀しみを抱えているみたい。
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by pieces_Yoshino | 2009-05-23 21:50 | books | Comments(0)

blueberry cafe mocha cake

c0038170_75147.jpg生の国産ブルーベリーをお店で見かけたので久しぶりのケーキ。パウンド型に流して焼くだけの、いつもの簡単なものです。

長い名前のケーキですが、ベリー類はココアやチョコレートと好相性ですよね。さらにブルーベリーはコーヒーとも良い相性のように思います。ダークな色合いがぴったりかな。今はやりの米粉のケーキでもあります。

味見をしたら、焼けたブルーベリーがとても濃厚で美味しかったのですが、ココアとコーヒーの風味がずいぶんあっさり。もっとくっきりしたほうがバランス良く美味しくなるな。これ!という配合を見つけるのにしばらく試作になりそうです。
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by pieces_Yoshino | 2009-05-22 07:24 | sweets | Comments(0)

アップしていただきました。

5/10イベントの写真を獨協倶楽部様ブログにてアップしていただきました。
コチラになります
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by pieces_Yoshino | 2009-05-21 19:30 | お知らせ | Comments(0)

Norah Jones - Come Away With Me

これは私の最も愛している曲の一つ。

Come away with me in the night
Come away with me
And I will write you a song

Come away with me on a bus
Come away where they can't tempt us
With their lies

I want to walk with you
On a cloudy day
In fields where the yellow grass grows knee-high
So won't you try to come

Come away with me and we'll kiss
On a mountaintop
Come away with me
And I'll never stop loving you

And I want to wake up with the rain
Falling on a tin roof
While I'm safe there in your arms
So all I ask is for you
To come away with me in the night
Come away with me

私の大切なもの。心と体が引き離せないように、それは特別でずっと大切な子。耳にするたびに、五感がすべてを思い出させる、月夜の曲。
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by pieces_Yoshino | 2009-05-20 21:56 | music | Comments(0)

三つの点と線

流れて流れて、両の掌で大事に掬ってそっとぎゅっと胸に仕舞う。

日様は沈むも昇るも変わらず私とあなたを照らす。隣で私に笑いかけるシロツメクサ。月様だって変わらずこの場所を照らし、あっという間のone spanだってさっきの笑顔。あなた様、ずっと我らを見てますね。滲ませている二つの体温。溶け合わせ温かく香らせる。

しゃがみ込むみたいに弾けて駆け出して行く想いに、ギラギラと燃える内なる陽を見いだす。輝きは空気を飲んで燃え盛るんだ。ランプの灯を消すようにぽとりと蓋を閉じ続けられた、ちっぽけな光。吹き込まれた息吹が再び小さな太陽を蘇らせた。

言葉、作る、知る、語る、笑う、鳴く、歩いて振り返り、触れて空を仰ぎ、駆け出して飛びつき、跳ね回り蒼の碧の空海へ身を放る。閃光は道となり、青と白の地様に解ける。
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by pieces_Yoshino | 2009-05-19 20:43 | words | Comments(0)

Sentimental Values

雨の中、1時間以上人を待ったのは久しぶりでした。
余所のお家の軒先で雨宿りをしながらでしたが、いろんな発見や出逢いがあったのが面白かった。見上げる空はやや弱い降り。屋根からぽたぽた落ちるしずくが、買ったばかりのコンバースのつま先を濡らす様子も好ましい。なんとか道路を渡りきろうとものすごい速さで進むミミズを応援したり、いつまでたってもその場から離れない私を心配して、いつまでも待たせてしょーもないやつやねえ、よかったらうちへよって行き、と声をかけてくださった向かいの家のおとうさんとの愉しい会話。
胸の中を幾度も回る優しい面影や体温、キリキリするようなとろりとするような感情の波。そんなものを雨の中見つめて味わって愉しんで。人の動きも街の動きも天気も、そして私の気持ちもまるで雨に洗い流されるようにピカピカとして、雨降りってなかなか良いじゃあない、と思えた五月です。
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by pieces_Yoshino | 2009-05-19 18:38 | Shonan & East daily | Comments(0)

5/10のフルーツタルト

獨協倶楽部さんでのイベント時のpieces出品おやつです。母の日にちなんで苺や無花果の赤がきれいなフルーツタルト。ご参加いただいた方の中に卵、乳製品アレジーのお子様がいらしたので、アレジーフリーの食材で作りました。クリームは豆腐を、タルト生地には卵もバターも使用していません。ご一緒させていただいた焙煎香房HUGのシュンヤさんにもご試食いただき、改良点のアドバイスも頂戴できました。

拙い私の料理や菓子を良いね、と褒めてくださる武者さんをはじめとした皆様の言葉が本当に励みになります。7月も声をかけていただいております。こちらは料理のケータリング。夏らしい美味しいお食事を召し上がって頂こうと今からメニューを組み立て中です。

それにしてもマジックショウを見せてくださったTenkaさん(有紀 天香さん)、素敵でした!コルクを使ったマジックも教えてくださり、近いうちにさっそく誰かに披露したいと思います(笑)。
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by pieces_Yoshino | 2009-05-18 13:39 | sweets | Comments(0)

湘南・寒川町で旬の地場野菜を使った精進弁当「黒猫」を営んでいます。お届けしている精進弁当情報 や、店主の日々あれこれを載せています。「想い、言葉、行為」をたいせつに。人が生きる本当の道は、真理を知る事。お志事を通して社会や人類のお役に立たせて頂きたいと切に願っています。大好物は、笑顔!


by 黒猫:Yoshino_FUJISAWA
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