カテゴリ:お気に入りの本( 27 )

粒でできた世界

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子供向けと思いきや大人も十分にワクワクする科学書です。

薄くて小さな冊子ですが、わたしはこの本からインスピレーションをたくさん頂きました。

ずっとずっと長いこと、
この体やこの世界、
目に見えるもの目に見えないもの、
これらはいったい何で出来ているんだろう?と思ってきました。

ずーっと知りたかった。いまも知りたいです。

子供の頃は理科や算数がめっぽう苦手でした。
学校の授業で上手く答えられないので好きになれなかったのです。
おかげで長い間、理数系の事柄に抵抗意識がありました。

いまは、
科学書も論理の話も
数字が沢山出てくるようなものも、
さほど抵抗感がなくなりました。
だって、その先のことが知りたいから。

興味の芽を伸ばしていったら、
どんなものも素敵に繋がっているということに気づけました。

大人向けの本の中には
回りくどい表現が多いものがたくさんあるので、
理解するのに時間がかかり、あまり好みません^^;

この、粒でできた世界は、連想させます。
目に見えない分子や原子の世界をイメージ出来るのです。

わたしたちやこの世界が、
陽子・中性子・電子の三つの組み合わせだけで出来ていたってご存知でしたか?

うんとほぐしてくと、この三つが一つになった原子に辿り着きます。

わたしが知りたいのは、
星が星たりえるのは、
空が空たりえるのは、
葉っぱが葉っぱたりえるのは、
蟻が蟻たりえるのは、
人が人たりえるのは、
そこにいったいどんな約束事が交わされているんだろう?ってこと。

すごく知りたい。

子供みたいに、どうして?なんで?って、そんなふうに、知りたいんです^^
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by pieces_Yoshino | 2015-05-24 21:15 | books | Comments(0)

ケープコッドの潮風

”英語と日本語とでは言葉の響きが異なるばかりか、言葉が抱える実体も異なるでしょうから、私の言葉が、私が皆さんに言わんとするところがどのように響くのか、知る事が出来ればと思います。”

私へのアンサーが書いてありました。

ぐうぜん図書館で手にした本のタイトルは「ケープコッドの潮風〜あるナチュラリストのケープコッド」。著書の、ネイチャーライターであるロバート・フィンチ氏が日本語版序文に寄せた言葉の中にそれはありました。

世界は淡く、淡く混じり合っている。神様の指先で、この世に見える現象も、見えないものも、くるくると絵の具を混ぜ合わせるように、美しい色合いを醸すように混ぜられ存在している。

ある日、ハッとして受け取ったそんな閃きが、気になっていました。

”地上の何百万という種が、形態や行動が異なってもディオキシリボ核酸分子という共通の遺伝子を共有しているように、国家は、文化や言語が異なってはいても、共に自然界に全面的に依存し、そこから喜びを得ているのです。オークを日本語に訳する必要も、鶴を英語に訳する必要もないのです。〜”本文序文より。

OakはOakであって、日本での便宜上の訳語には、”Oak”という言葉が醸す厚みや背景、それを母語としている人が抱くメッセージはきっと表せないように、鶴、ということばもほかの国の言葉で、同じ種の動物の名称はあるにせよ、私たちがその言葉を口にしたときに抱く”何か”はやはり私たちにしか言い得ないもの。

あるがままで在ることへの敬意とそれを受け入れることの寛容さ。そしてその困難さ。それでも、近しく接している薄紙のような部分を重ねて重ねて重ねて、私たちはお互いを理解していくのかな。一人ひとりが抱える実体は異なるけれど、醸す何かを感じ取って、響き合うように出来ているんだな。それは、人に対してだけでなく、動植物や物事、この世界で目に見えるものだけでなく見えないものに対しても。

世界が美しいと感じる一瞬です。
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by pieces_Yoshino | 2015-02-23 10:24 | books | Comments(0)

「世界の食べもの」シリーズを手に入れる

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朝日新聞社から週刊発行されていた「世界のたべもの」シリーズ。

先日の鎌倉散策の折り、偶然通りかかって入った素敵な古書店で手に入れました。

1980年代前半に全14巻、140冊出したようです。

手に入れたのは、この二冊。
世界の食べもの:東南アジア1〜食事文化、果物、野菜
世界の食べもの:日本編〜郷土の料理⑨京都

中の写真も雰囲気も80'sですが、
行事、しきたり、農産物などは変わらず営み続けられるものですが、
食事様式やその内容は今とのギャップもさほどないように感じます。

なにより、いま読んで、すごいなー!!と熱くなるのは、
食べものシリーズの監修・編集に携わっている方々の豪華さ!!!!

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編集委員は石毛直道さん、辻静雄さん、中尾佐助さん、奥村彪生さん、熊倉功さん、團伊玖磨さんら・・・

顧問には、飯田深雪さん、小野正吉さん、陳建民さん、辻嘉一さん、土井勝さん、村上信夫さん、湯木貞一さん。。。

このお歴々のすごさを共感していただける方、きっといらっしゃると思ふ・・

東南アジア1、表紙は袈裟姿のお坊さまたちの食事風景ですよね。
アジアの、仏門に入られている方々のお食事内容が載っているわけではないのですが、
米や野菜、魚類をよく食べる東南アジア地域に親近感を寄せて。

郷土の料理⑨京都、執筆者が大村しげさん、秋山十三子さん、平山千鶴さんと、
私の大好きな本、京のおばんざい〜四季の味ごよみ〜の、
著者でもあります。それもあってのチョイス。
一年を通じた京都の風習、食文化、おばんざいが紹介されています。
さむい時期でしたらあず(小豆)のおかいさん、
今ならさばずし、もう少し暑くなったらきゅうりのどぼ漬け(ぬか漬け)、
暮れの冬至のおかぼ(南瓜)の話・・・

今でも普段食べているものばかりですよね。

何十冊もあるなかから選びました。
ほかにもこれと思うものが沢山あったのですが、
次に来る楽しみにとっておきました。
なにより1冊100円でしたので(嬉)、その気になれば大人買い出来そうです^^
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by pieces_Yoshino | 2013-05-23 19:34 | books | Comments(0)

今読んでる本

・パリからのおいしい話:戸塚真弓

・私の手もと箱 : 京暮しの四季:秋山十三子

戸塚さんの本は、もう数えきれないくらい読み返してて。
暑くてなにをするにも億劫で、
でもサッと、なにか素敵な愉しい本が読みたいなあと本棚を見ていたら目に留まりました。

秋山さんの本は、去年の夏、糺の森の古本市で手に入れたもの。
大好きな「京のおばんざい : 四季の味ごよみ」で共著をしておられる一人。
再再読、くらいかな。
季節の変わり目になると、ふっと手に取りたくなるのです。

指輪物語の合間に、気分を変えながら手に取っています。
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by pieces_Yoshino | 2012-08-24 16:49 | books | Comments(0)

今借りてる本(備忘録として)

・西邨マユミのプチマクロで美人ごはん:西邨マユミ

・ベジ・ダイニング―最新アメリカ栄養学による世界のヘルシーメニュー200選およびフードガイドピラミッドとベジタリアンについて:キャサリン・マクレーン、ジェラルド・マクレーン、エドワード藤本

・ザ・ウィスキー・キャット:C.W.ニコル

・ブコウスキーの「尾が北むけば」: チャールズ・ブコウスキー

・グレート・ギャツビー:スコット・フィッツジェラルド

・さよなら僕の夏:レイ・ブラッドベリ

・指輪物語 第1部 旅の仲間:J.R.R.トールキン

・不運な女:リチャード・ブローティガン
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by pieces_Yoshino | 2012-08-12 20:00 | books | Comments(0)

コーヒーピープル

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川口葉子さんの新刊です。
ねじまき雲の長沼さんがご本についてツイートされていまして、
なんだかすごく気になりさっそく手に入れました。

コーヒーピープル。
コーヒーに携わる生き方を選んだひとたちのお話。
彼らの背景を、
川口さんの文章で、ぐっとのめり込むように夢中で読んでしまいました。

きっと載っているだろうな、と思っていたお店もありました。

下北沢のbear pond espresso田中さんのお話。

「小さくまとまるなよ」

ワクワクして、自分の内から創造が湧き出して、
もういてもたってもいられなくなる。
お店に伺うたびに感じるあのエナジーは、
きっとそんな思いがお店を包んでいるからなんだろうな。

そう思う。

あるひとと自分にとってのコーヒーってなんだろう、という話しを
したことがありました。

私にとってのコーヒーは、
◎考え事をしたり、考え事をしたくないときに欲しくなるもの。
◎料理と変わりない、豊かさや愉しさ、創造力の源。
◎恋人のようにいてもたってもいられなくさせる不思議な飲み物。
◎コーヒーで繋がる全ての縁が大好き。
etc...

私は、自分が綴る本に載せたいコーヒーピープルがいます。

ちいさな私が身に余るでっかい影響を受けて来た
コーヒーに携わるひとたち。

市井のひとたち。

ああ、また彼らが淹れるコーヒーを飲みたくなっちゃったな(笑
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by pieces_Yoshino | 2012-02-09 19:45 | books | Comments(0)

世界の野菜を旅する

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玉村さんの愉しいご本。

帯の「野菜通!」は大げさでしたが、
内容はなかなか面白かったです。

美味しいお話がいくつも出て来ますが、
私のお気に入りは
第4章の「ナスは貧乏人が食べる」にでていた、
貧乏人のキャビア。ナスペーストです。
ご存知の方も多いのでは。

各国でこのレシピはいろいろありますが、
玉村さんは以下中東風を紹介。
丸焼きにして皮をむいた茄子を潰して、
ヨーグルトにみじん切りニンニク、
たっぷりのオリーブオイルを加え塩胡椒で味を調える。

盛夏の頃よりはうんと少なくなりましたが
茄子はまだ市場に出ているので、試してみようかな。
無発酵のぺたんこパンや、クラッカーにたっぷりのせて
パクッとやりたい♪

さて、黒猫弁当次回営業日は10/26(水)となります。
こんなお弁当をお届けしていますよ。
ご注文をいただきまして、お届け先へ配達しております。
配達範囲は、
寒川町と寒川町に隣接した茅ヶ崎市、藤沢市、海老名市、平塚市地区。
上記範囲内でも、遠方の場合はお断りすることもございます。
ご相談ください。

ご注文は営業日前日のお昼頃までに
お電話 090−4625−8907
メール pieces_xoxo@hotmail.com
へ、お気軽にご連絡ください。
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by pieces_Yoshino | 2011-10-24 22:25 | books | Comments(0)

献立帳

献立帳、という辻留2代目主人 辻嘉一さんが書かれた本を手に入れました。

あるお店のご主人とお話をしていたら、
自分はこの人からとても影響を受けました、
と三月書房から出ていた、藍の布装丁の小さな本を出して下さいました。

その方は、コツコツと毎日を、もっとお客様に満足していただくには
どうしたらいいか、ということをやり抜いている方。
私のお師匠(とはご本人には伝えていませんが)。

憧れている人の真似をとにかくすることにしています。

あの人ならこんな時どうするだろう?

お店のご主人は料理屋さんではありませんが、

私はこの方のお店や、お店で出されているもの、お客様との向き合い方、
物の選び方、使い方、生かし方、
そしてそれらを背負って生きるご自身の生き方

そういうものが、眩しいくらい、潔い美しさ。

ご本人は、まろやかでいつもニコニコされていて、
端々からこぼれてくる思いの数々が、
訪れる私たちに、ため息をつかせるのでした。

それはお店を後にした帰り道に、幸せな余韻として。

献立帳ではない本ですが、
嘉一さんの言葉でお気に入りなのは、
「ラーメン食べたことないねん。
あんなもん美味しいと思うようになったら、料理人の負けでんがな。
食べませんね。絶対。
ドッと日本料理でいてこまそうと思ってね。挑戦してます。
(中略)
しかしどうちゅうこともございませんが、日本料理よろしいで」

格好いいなあ。
全霊を込めて日本料理と向き合ってる。勝負してる。

私はラーメンもしっかり食べます^^;

嘉一さんの言葉を借りれば、
黒猫はとてもとても小さな存在ですが、
「ドッと精進料理でいてこまそう」と日々悪戦苦闘しています。
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by pieces_Yoshino | 2011-09-09 00:19 | books | Comments(0)

アフォリズム 525の格言集

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ロバート・ハリスさんの新刊です。面白くて一気に読んでしまいました。
この本の中に、
ハリスさんが別の本でちらっと載せていた格言も含まれていました。
私もノートに書き留めて時々眺めている大好きなアフォリズム。

旅人に不親切であるなかれ。
なぜなら彼らは旅人を装った、天使かもしれないからだ。

Do not be unkind to travelers, for they may be angels in disguise.
George Whitman

パリ左岸にあるシェイクスピア・アンド・カンパニー書店の店内に
この格言が書いてあるそうです。
オーナー、ジョージ・ホイットマンさんの格言です。

私はこれを読んだ時、
わあ!と思わず、心の中で手を叩いてしまいました。

毎日出逢う見知らぬ人たちとのやりとりで、
「もしかしたら、天使かも」って思いながら
お釣りを渡したり、電話で話したり、
道ですれ違ったり、挨拶したり。

そう思うだけでわくわくするし、
もっとちがう気持ちで人と接することが出来るんじゃないかな、と。
人のもってる純粋さを見極めるような、何か、そういうこと。

ほかにも、たくさんの格好良い格言を載せてくれているのですが、
これにもストンと落ちてくるものがありました。

全ての旅には、旅人が知らない秘密の目的がいくつかある。
All journeys have secret destinations of which the traveler is unaware.
Martin Buber

オーストラリア出身のユダヤの宗教哲学者、社会学者、
神秘主義者でもあるマルティン・ブーバーさんの格言です。

「旅」の目的(地)は色々ありますが、
こうして生きて暮らしていく普段の日常も、
私は旅のように感じます。
どこへ行き着くのか分らない旅のように感じるけれど、
大きくて、あたたかい、
いつも繋がってる「何か」が予定してくれている目的(地)へ、
私たちは歩いていっているんだな、と思ってる。
そこに秘められた目的(地)は、旅をする人の受けとめ方次第だけれど、
結果的にハッピーで愉しいものである、と思ってる。
そんなことをいつも考えて生きている訳ではないけれど、
心のどこかにそういう思いがあれば、
じゃあ、その目的(地)に辿り着いてみましょうか!?って
人生を楽しめる。
上り下りの坂道でも、愉しく歩いて行ける。

それをとても簡潔に言い表しているように思ったのです。

ハリスさんの本は、読むといつも元気がでます。
図書館で借りて読んでいましたが、
改めて自分用に一冊買いに行きます(笑。
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by pieces_Yoshino | 2011-05-20 08:37 | books | Comments(0)

京 花背 摘草料理

京都市内から車で約1時間ほど、花背にある美山荘3代目の中東吉次さんが出された、摘み草料理の本です。

これを手にしたのは一昨日寄ったcafe bibliotic Hello!の大きな書架から。

もうなかなか手に入れられない貴重な本のようです。吉次さんはすでにお亡くなりになっておられますが、弟さんの中東久雄氏が銀閣寺のほどちかくに「草喰 なかひがし」を開いて摘み草料理を広めておられます。是非訪れたい憧れのお店です。

畑で育つ野菜がいつもの食材だけれど、さりげなく咲いている野草を摘んで和え物や汁物、ごはんや甘味に取り入れていくのは何も特別なことではないんだな、と改めて感じました。

春は摘み草を楽しむ良い季節。そろそろですね!
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by pieces_Yoshino | 2010-01-27 22:08 | books | Comments(0)

湘南・寒川町で旬の地場野菜を使った精進弁当「黒猫」を営んでいます。お届けしている精進弁当情報 や、店主の日々あれこれを載せています。「想い、言葉、行為」をたいせつに。人が生きる本当の道は、真理を知る事。お志事を通して社会や人類のお役に立たせて頂きたいと切に願っています。大好物は、笑顔!


by 黒猫:Yoshino_FUJISAWA
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