世界の真上で

c0038170_2381377.jpg
私が25才の時に出逢ってもう6年が経つというのに、ずっと私に影響を与え続けている人が2人います。その1人がポール・ボウルズ。「シェルタリング・スカイ」という映画をご存じのかたもおられるかも知れません。彼はその原作者でもあります。

サハラ砂漠、熱気、旅人の異郷の地に抱く甘く苦い幻想。彼が括られる作品への評価はこのようなものが多いように感じますが、私にはそれとは別の魅力、より深い、混沌としたなかの明解さを感じるのです。真っ暗闇のなかでじっと一つの光を見つめるようなもの。広大な地上のただ一点にたたずむ自分の、存在理由。喜びと馬鹿バカしさ。それらを飄々とあっけないくらいに表現してしまう彼に私は魅了され続けています。

UP ABOVE THE WORLD、そう「世界の真上で」。彼の作品の中で一番すきなもの。図書館でなにげなく手にしたその時から、私にとって彼の作品は尽きることのないインスピレーションの源になったのです。

その頃と時を同じくして出逢ったもう1人の人物もまた私に、目眩するような溢れるインスピレーションを今も与え続けている。私はその人と出逢った時、「世界の真上で」を読みかけていて、私はその人と過ごす時間の中で、はっきりと「真上」が意味するモノを理解した。それはまるでシナリオが用意されていたみたいに、私の目の前で風のように「叶った」のです。
[PR]
名前
URL
画像認証
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

by pieces_Yoshino | 2006-02-10 23:13 | 言葉 | Comments(0)

湘南・寒川町で旬の地場野菜を使った精進弁当「黒猫」を営んでいます。お届けしている精進弁当情報 や、店主の日々あれこれを載せています。「想い、言葉、行為」をたいせつに。人が生きる本当の道は、真理を知る事。お志事を通して社会や人類のお役に立たせて頂きたいと切に願っています。大好物は、笑顔!


by 黒猫:Yoshino_FUJISAWA
プロフィールを見る
画像一覧