Ame:それは東西の味覚をさらりとブレンドして楽しむ、カジュアルでゴージャスなレストラン 

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Ame's Aim Is True
S.F. restaurant effortlessly blends Eastern and Western flavors from SF Chronicle 


昨年の11月、SFのMission通りにFoodがボーダーレスであることを感じさせる、そんな素敵なレストランがオープンしました。これってとっても共感するなあ!



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今から約20年前、St.HelenaにオープンさせたTerraで成功を収めたヒロ・ソーン&リサ・ドマーニ夫妻が目指す次なるステージは、サンフランシスコのSt. Regisホテルへ移された。Ameと名付けられたレストランは、ソーン氏がTerraで作り上げたように、東西の文化を縦横無尽に駆け回るような、既存のジャンルに分けることが出来ない、自由なメニュースタイルを生み出す舞台となったのだ。

2005年の11月にオープンしたAmeでは、ソーン氏と共に組むシェフ:グレッグ・ダンモア氏の作り出すメニューの数々が、ソーン夫妻こだわりの店内のインテリアとピタリとハマっているのである。

Ameへ食事を享受しにゆく者は、ガラスで囲まれたワインラックと良く磨き込まれた木のような外観のトラバーチン石でできた長い廊下を歩いて行くことになる。そして「文化の融合」は店内のsashimiバーとオープンキッチンがそのポジションを担っているといえるだろう。L字型につくられたダイニングルームには92席がもうけられており、客はオープンキッチンの脇を抜け深い色合いの板張りのフロアーから、その中の一席へと腰を落ち着けることになるのだ。床から天井まで渡された、薄く透き通るような縞のシルク地のカーテンが、窓から見える表のMission通りの風景に神秘的な印象を与えている。

ソーン氏は、sashimiバーで魅せる、バーズアイチリ(bird's-eye chile:東南アジアで日常的に使われるとても辛い唐辛子。小さなもので、赤か緑)とwatermelon radish(外は白、中は赤い色をした球形の大根。中国原産)を使ったセビーチェや鯛の刺身にあん肝とポン酢を合わせるなど、ラテンのひねりや日本的な感覚を発揮した皿を出しているが、同様に、全ての料理にクロスカルチャーな道しるべを用意している。

例えば前菜では、モッツアレッラチーズのような柔らかさをもつburrata(南イタリア特産のチーズ)に、オリーブオイルで煮込んだアーティチョークやほんのりした苦みが舌に嬉しいラディッキオ(トレビス)を添えた一皿。これにはgarumガルムと呼ばれる古代ギリシャ、ローマ時代からの縁をもつイタリアの魚醤を、複雑かつ風味豊かな「旨味」を出すため、皿にかける一振りの魔法として使っているのだ。

他にも、メーン産ロブスターやウニ、三つ葉のソースで仕上げたchawan-mushiはソーン氏が、彼の故郷の日本や、東京とビバリーヒルズ両方のスパーゴでシェフとして学んだ経験の最たるものといえるだろう。

まだある。プディングのように濃厚なビターホットチョコレートには三種の温かい砂糖をまぶしたチュロスをそえて。家庭的な洋梨のパイには、ジンジャースナップアイスを一盛り王冠のようにのせた、ピーカンナッツいりのstreuselとともに。熱々のファッジソースがたっぷりとかかった温かいチョコレートケーキはいたって普通だが、しかし唐辛子の思いがけないアクセントやレッドビーツのアイスクリームによって、とてもオリジナルな「一癖ある」デザートに仕上げている。これでAmeのデザートには気まぐれな好みがあることがおわかり頂けるだろう。

Ameで食事した後はきっと、満ち足りた穏やかな気分を感じることだろう。静寂と整然さ、崩すような美意識の中を歩くような。それはまるで日本庭園を歩くようだと言えるのかもしれない。

Ame
689 Mission St. (at Third Street, in the St. Regis Hotel), San Francisco; (415) 284-4040.
Lunch 11:30 a.m.-2 p.m. daily; dinner 6-10 p.m. nightly. Full bar. Reservations and credit cards accepted. Valet $12.

ソース:レストラン評論家のMichael Bauerによるコラム

※形式<スタイル>はとても重要だけれど、どれだけ多くの人達と共感できるか、つまり感情やsoulを交換できるか、のほうがもっと私たちにとって価値あることだと思う時もあります。これは私の意見。だから彼らソーン夫妻が目指している料理にとても頷けるのです。Ameには、別に和を取り入れているから、共感、なのではなく、違った文化を様々な人達と共有出来るきっかけを作ろうと働きかけている、その姿勢に拍手!なのです。
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by pieces_Yoshino | 2006-02-06 17:19 | Shonan & East daily | Comments(0)

湘南・寒川町で旬の地場野菜を使った精進弁当「黒猫」を営んでいます。お届けしている精進弁当情報 や、店主の日々あれこれを載せています。「想い、言葉、行為」をたいせつに。人が生きる本当の道は、真理を知る事。お志事を通して社会や人類のお役に立たせて頂きたいと切に願っています。大好物は、笑顔!


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