おうちで出来るみそ作り
2011年 02月 06日
自由が丘の京料理・竹生さんの敬子ママから教わったのが初めて。あれから昨年、ヤマキさんの味噌作り講座でみんなと作業しましたが、今回は全て独りで。
仕込みの段取りを思い出しつつ、コトコト大豆を指先でむにゃりと潰れるようになるまで茹でていきます。
肉挽き機もポテトマッシャーも持ち合わせがないので、このたびはフードプロセッサーでビューンとやりました。早いし簡単〜。
敬子ママからの教えは、
いい材料を用意し、手順をしっかり覚えておくこと。
そして、味噌作りの割りは2:2:1。
大豆(茹でる前のもの)2、麹2、塩1です。
今回は、大豆は地元・寒川町産のものをわいわい市で。麹はオーサワの乾燥麦麹。塩は赤穂の天塩です。
豆を茹でている間に麹と塩を良くまぜておき、味噌を詰める樽を酒で消毒。
熱いうちに豆をつぶし、塩麹、種みそ少々とよく混ぜる。固いようならば残しておいた茹で汁を少しずつ入れて加減。この種みそ、ヨーグルトを自家製するときのように、種菌としての働きをするんでしょうね。なので、市販の酒精を使って急いで作った味噌ではなく、敬子ママからもらった自家製味噌を種みそに使いました。
あとはよく混ぜた味噌の赤ちゃんを丸めて球にし、樽へ打ち付けるようにぽんぽん詰めて、一番上をならしたら、少し分けておいた塩をまんべんなく振ってラップで落としぶた。
重しをして、新聞紙などでカバーし、夏頃の天地返しまでお休みしてもらい、秋頃食べ頃です。
家の近くでちょうど菜園の区画募集をしていまして、申し込んでみようかな!?と考え中。
そうです。大豆を育ててみようか・・・と思っているのです v^ー^v
自分が暮らす土地で出来た大豆で自分で味噌を作り、それを家族や仲間に食べてもらう。
自己満足かもだし、大した量じゃないし、なんだかちっちゃいことだけど、これってすごく自分にとって大切なことになる、そう感じています。
さてさて、味噌作りはとっても簡単で愉しくて、そして美味しい冬の手仕事だということが今回の実感。
妹は柚子酒作りを楽しんでいます。
もうしばらくしたら、今が見頃の梅の花も匂うような愛らしい実をつける頃。
梅仕事の季節がやってきます。
伝統食なんてくくらずに、食べたいからこしらえる。それだけでもう十分かなあ。
ぜひたくさんの人に始めてもらいたいです。
by pieces_Yoshino
| 2011-02-06 17:24
| Shonan & East daily