ほらね

旧約聖書を読むと、神様は何度も何度も人をお試しになられている。のど元過ぎれば熱さ忘れる。
疑うことなく、私を信じなさい。だから何度も神様は人をお試しになり、彼らの信心を根気づよく呼び覚ます。

昨日開いた本のしおりに山尾三省さんの本の復刻版の予告が載っていた。
彼は私のとても大好きな詩人。

三省さんが2001年にこの世を去ってもう8年が経つ。彼が生前お茶の水でポエトリーリーディングをしたときに一度お目にかかり、三省さんの詠む「火を熾しなさい」という詩を聴いて、体がゆるゆるととろけるように心地よかった。訥々と詠む小柄な三省さんは木彫りのお地蔵様みたいに優しくて、眠る前に聞く昔話のような「また明日」。それ以来三省さんは、私にとってのセコイア杉みたいな存在。

三省さんの命日は8月28日。彼は最後は屋久島の白川村に家族と穏やかに暮らしていた。ゲイリーとの共著や屋久島での暮らしを綴った本を読むにつけ、いつか屋久島に暮らす三省さんを訪なってみたいと淡く望んでみたけれど今は叶わない夢になった。

一昨日話した人が、友人と会った話をしてくれて、その友人は少し前に屋久島へ旅行へ行っていたと言った。そして今日とった電話の向こうで初めて話すその人は屋久島に暮らしていると教えてくれ。。

近頃私はすっかり忘れていた。神様はいつもこうやってご用意してくださっていることを。
私たちはそれに気づけばいいだけなのに、自分のことばかりにかまけ、優しく根気づよく指し示して下さるそのサインさえ、気づかないまま。

何度も何度も「案ずるな」とお示し下さる。

目をつぶり疑り深く首を振るのは私のほうだ。

こんなに簡単なこともあっというまに忘れてしまうのだから、神様のお言葉がなかなか人に届かないのも無理はないのかな。

遠くないうちに屋久島へ訪れます。私自身との約束。
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by pieces_Yoshino | 2009-08-18 22:10 | Shonan & East daily | Comments(0)

湘南・寒川町で旬の地場野菜を使った精進弁当「黒猫」を営んでいます。お届けしている精進弁当情報 や、店主の日々あれこれを載せています。「想い、言葉、行為」をたいせつに。人が生きる本当の道は、真理を知る事。お志事を通して社会や人類のお役に立たせて頂きたいと切に願っています。大好物は、笑顔!


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